英語で見たのだけど、最後のロバートデニーロとのやり取りがいまひとつ分からなかった。薬を供給するラボを閉鎖するぞってデニーロが言ったのかな?でエディーが別に困らないからいいもーんと応じたのかな。あのままエディーが大統領路線まっしぐらでは、ちょっと風呂敷広げっぱなしすぎる気がする。
アメリカ的感覚では、薬だろうと何だろうと本当に優秀な人間がトップに上り詰めることは手放しで歓迎ってことなんだろうか。日本だと「ずるい」が先に立つような。
でも、考えてみれば、本当に優秀で、かつ邪悪でない人間であるなら、その人をトップにつけることは重要だと思う。その人がフェアな競争をしたかどうかは僕としてはどうでもいい。
普通は、フェアな競争に勝った実績がなければ、その人が「邪悪でない」かどうか信じられないんだろうけどね。
映像的にはちょっとチープかな。金髪と青い目とか、わかりやすいけれども笑ってしまう。本が急に書けるようになるシーンでは、文字が雪のようにひらひらと舞い降りてくるとかね。
家を片付け始めるシーンは良かったな。薬が効いてくると、部屋を片付けておきたくなるらしく、初めて薬を飲んだとき、散らかり放題の安アパートの中で急に掃除を始めて、あっという間に部屋がきれいになるシーンがある。原作にもあったので、多分、エディーが掃除する様子を早送りで見せるんだろうなと思っていたら、違った。
皿洗いをするエディーの後ろにもう一人棚を片付けるエディーが現れ、また一人、更に一人と同時に6人ぐらいのエディーが部屋掃除してる、という表現になってた。(本当にエディーが増えてるわけじゃなくて、猛スピードで掃除している、という表現ね)。
かつて、バイオニックジェミーでは、ジェミーが床に散らばった書類を高速に拾って片付けるシーンがあって、小学生の僕ですら笑ったのだけど、それをやらなかったので1点差し上げます。
ドラえもん(今回ドラえもん多いな)で、宿題を片付けるために、未来の自分を、2時間後、4時間後、6時間後、8時間後から同時に連れてくる、という話があった。あれを思い出す人、多いんじゃないかな。
そういう、小ネタの多い映像表現の中で、一番印象的なのは、ニューヨークの街中を視点が無限に進んでいくシーン。「リミットレス」の象徴。これは癖になる。インセプションの持ち上がるパリの街ほどのインパクトはないけれど、誰かこのシーンだけ抜き出してくれたらループ再生で付けっぱなしにしておきたい。
もう一つ楽しいのは、主人公以外にも薬のむ人がいっぱいいること。特にいいのは、闇金業者。原作にも出て来るのだけど、薬飲んでファッションも話し方も変わり、頭が良くなってどう感じたかを結構滔々と語ってくれます。逆にエディーの元妻の描写は気の毒だったなぁ…
エディーと薬、と言えば。
うむ。今からもういっぺん見よっと。
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