人間が突然スーパーヒーローになる場合、空を飛ぶ練習は欠かせません。この映画でもピーターの練習シーンがちゃんとありました。練習シーンといえば、「キック・アス」の練習シーンがシリアスでよいなぁ。ビルの屋上で隣のビルに向かって走り、ビルの谷間を飛び越えようとするシーン。あれはドキドキします。それをいうなら、「マトリックス」の一作目でネオがやっぱりビルの谷間飛びに挑んで失敗してましたね。あれは痛そうだった。普通痛いじゃすみませんね。それに比べると、「クロニクル」の主人公達が空を飛び始めるシーンは明るくていいなぁ。
ラストシーン近く。エマ=グウェンの父ちゃんの遺言で、もうエマには近づかないと決めたピーターは、グウェンの父ちゃんの葬式にも出ず、「なぜ来なかったの」とわざわざピーターの家まで来たグウェンも追い返す。前のシリーズのスパイダーマンのラストでも、ピーターはヒロインとの決別を誓ってましたね。あの辺は前のシリーズでも結構気に入っていたところ。
なのに、このスパイダーマンは、その後、エマの居る教室に遅れてやってきて、エマの後ろの席に座ったかと思うと、エマに何事かささやきます(英語のセリフがききとれーん)。にっこりするエマ。それじゃダメだろピーター。
まぁ、前シリーズのピーターも二作目でヒロインとよりを戻してたからなぁ。
にっこりしたエマが可愛いので許す。
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