旅行にボードゲームはさすがに持って行く気にならないので、かねて仕込んであったカードゲームを持っていった。
The City ザ・シティ
カードには結構色んな数字や記号が描いてあるし、ドイツ語の説明も多いのでちょっと心配だったのだけど、ルールの説明してみたら、妻も娘たちもあっさり理解した。ま、一部特殊ルールについては「それを先に言え」という注文もあったけど。まぁ誤差の範囲。
今回はもう娘に説明する必要がないので、あんまりちゃんと説明しませんが、基本的に、各カードが町なかの色んな区画を表してます。住宅地、とか高層ビル、とかショッピングモール、とか高速道路、とかね。
で、自分の番が来るたびに、一つずつカードを出して、町を建設していきます。シムシティみたい、っつって分からない人も多いんだろうけど。
あるカードを「建設」するためには、その費用を払う必要があって、費用はそのカードの右肩に書いてありますが、その数字だけ、他のカードを捨てる必要があります。安い区画は1枚でOKだけど、一番高いのは11枚とかいうのもある。
建設した区画からは「収益」が上がります。つまり、その分だけ新しいカードを山札から引ける。
また、収益とは別に、「勝利点」も得られます。これは、ゲームの終わりに、じゃなくて、順番が一回りする毎に、毎回入ってきます。なので、最初の頃に立てた区画からは、その後何度も勝利点が入ることになります。
で、誰かの勝利点の累計が50点を越えたら終わりで、もちろん勝利点の累計が一番多い人が勝ち。
最初は区画=カードを一枚建てても、収益が0だったり1だったりするので、手持ちのカードは減るばっかりでなかなか増えないし、勝利点も、毎回入るとは言っても、1点や2点毎回入ったところで、なかなか10点にも届きません。
手札が足りないと何にも建設できないこともあるのだけど、そんな時、1回だけ、「建築士」、ってカードを出せることになってます。支払いなしで出せて、収益1です。最初の頃は助かるので、結構人気。ただ、だれも建築士って名前を覚えない。
「じゃぁ、おっさん出す。」「えーと、何にも建てられないからおっさんちょうだい。」ちがう、おっさんて言うなーっ!と言いつつ、「じゃお父さんもおっさん出すよ。」とつい。だって圧倒的に言いやすい。
そんな感じで、最初はゆるゆる始まるのだけど、既に建設済みの区画の中身によって、収益や勝利点が決まる区画があったり、ある区画を先に建ててからでないと建てられない区画があったりして、うまく助け合う区画を組み合わせると、どんどん収益が増えるし、勝利点もじゃかすか入るようになります。この辺が上手くいったときの疾走感が楽しい。
「えーと収入がこれとあれとあれで14ね。14枚引きまーす。」「えーっ!12枚になるまでちゃんとカード捨ててね。」手札が12枚を越えたら、12枚になるまで捨てなきゃいけません。ものすごい勢いで山札が消費され、捨て札を回収して山札を作り直すことになります。
誰かがこうなったら、勝利点もばんばん入るので、もう後2,3周で終わります。
他の区画=カードに依存する収益や得点にも色々あるのだけど、まず一つ説明すると、建設済みの区画にある特定のマークの個数だけ点になる、ってのがある。いくつかの区画には車、買い物かご、または噴水
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