「
なんかイメージと違う」
に尽きるのではないか。
Pacific Rim (邦題:
パシフィック・リム)
以上。終了。
なんだけど、以下蛇足を連ねてみる。
ドイツ語吹き替え版を見たので、日本語のセリフもドイツ人が喋る日本語に吹き替えられてたような気がする。菊地凛子の冒頭のセリフも、何だかイントネーションがおかしかったような… 司令官の
「マコ、着替えるんだ」
は発音がおかしくても当たり前だったけど、ドイツ語字幕では
「出撃準備だ」
的なことが書いてあったような…
ロボットの動きがもっさり。パイロットたちが腕を振り上げてから一瞬遅れてロボットの腕が上がる。あの、パイロットが動く通りにロボットが動く、という、ジャンボーグA方式は嫌いじゃないんだけど。あの恐竜並みの反射神経で、Kaijuが吐く溶解液を避けられたのは奇跡。
しかし、どうしてもハリウッド映画に怪獣が出てるのには違和感があって、途中で、何でこんなの見てるんだろう、という気分になってしまった。日本のウルトラマンやゴジラなら今見ても何も違和感ないんだけど。怪獣の頭をロボットが殴ってる、という描写が特に苦手です。
中国の三人乗りロボットや、ロシアのロボットにももう少し活躍していただきたかった。
芦田愛菜ちゃんは頑張ってました。英語のセリフはなかったけれど、さすがの演技。
司令官の若かりし頃の勇姿、真っ白な歯がキラーンと輝く笑顔、はもう一度見てみたいかもしれない。インパクトあった。マコがパイロットを志望したのも止む無し。
ロン・パールマンが演じる謎の漢方薬屋、兼マフィアの親玉、みたいなキャラクターも良かった。それと絡む、科学者二人の役で、水道橋博士と爆笑問題の太田が出てます。違います。でも、よく似てます。
しかし「なんかイメージと違う」っていいセリフだな。つい繰り返したくなる。この映画最大の収穫かもしれない。さあ、みんなで一緒に、
「なんかイメージと違う」
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